天と地が生まれて
物に名がついた。
名とは
物の上っ面に張り付いたもの。
美しいとは汚いは
別々にあるのではない。
美しいものは
汚いものがあるから
「美しい」と呼ばれる。
善悪も同じ。
善は悪があるから
善と呼ばれる。
悪があるお陰で
善があるってこと。
考えてみると面白い♪
ものが「在る」のも
「無い」があるから「在る」が存在する。
お互いに片一方だけでは、在り得ない。
道(タオ)の働きにつながる人は・・・・
簡単に在るとか無いとか善とか悪とか決め付けない。
ものの自然のリズムに任せる。
手出しはしない。
すべてのものは生まれて
千変万化して動いてゆく。
成功したって、その成果を自分のものと主張しない。
主張しないから忘れられない。
そして、誰もその成果を奪い取ろうとはしない。